ことばを食する

私的な読書覚え書き。お薦めできると思った本を取り上げます

色の日めくり 〜2025年

 明けましておめでとうございます。正月はとうに過ぎましたが、わたしは今日がブログ始めです。

 新しい年になったからといって、特に目新しいことがあるはずもなく。むしろ妙に急かされた気になる年末の方が、いろいろ頑張るのではないでしょうか。わたしの場合は、大晦日まで4日かけて包丁を3本研いだり、この本だけは年内に読了したい、描きかけの絵はここまで進めたい...

 とか。そして毎年恒例、年末ジャンボの結果に深く失望し、たった1枚、300円の当選券以外は紙屑になった宝くじをしまい、失った2700円を噛み締めて粛々と新年を迎えました。

 唯一、変わったのはカレンダーです。今年は日めくりにしました。1年365色、アナログの「にっぽんのいろ日めくり」。

 

 過ぎてめくり取った日をゴミ箱に棄てるのがためらわれ、ついカレンダーが入っていた箱に保管しています。絵を描く色見本にも使えそうだし。また先走って何カ月か先をめくり、自分の誕生日の色を調べてしまいました。

 「この日はこの色」という伝統的?な決まりはないだろうから、日めくりを作った会社(暦生活)が勝手に配置したのだろうけれど、妙に面白く、1日の始まりが新鮮。人それぞれ、今日は昨日と違う色合いの日を迎えるはずです。

 どうか2025年のみなさまの365日が、こころ弾む色彩豊かな1年でありますように。