2021年11月から描き始めた油彩のモズの巣。ついに丸2年を過ぎて、3年目に入り、まだ描き続けています。
最初は1年あれば完成するだろうと、甘く考えていました。昨年、さすがにもう1年かければ大丈夫だろう。次は風景か、人物だって描きたいしー、と思っていました。鳥の巣ばかり見て絵筆を使ってきたので、そろそろ新しいモチーフ(対象)と向き合いたい....。
しかし。まだ終わりません。そもそもこれ「終わりがあるのか」なのです。進めば進むほど、見えていなかった粗が、ぼろぼろ見えてきます。
困った...。
F10
1層目が終わっていったん加筆用ニスを全体に塗って表面を固定し、今はニスの上から2層目の重ね塗り段階です。巣を構成する枝の色補正と、細かい描き込み。ちなみにここまで極細の筆、10本以上ぼろぼろにして捨てました。あー、1本結構高いんだけどー(庶民には)。
これが終わっても満足できなくて、3層目に入ることになったらどうしよう...。早くも恐れていますw。
写実は描き込むほど、写真とは全く質感の異なるリアルが画布に現れて、その面白さと楽しさで続いているんだけど。絵は、不思議だなあ。
もうしばらく、頑張りたいと思います。それにしても早く、風景か人物描きたいw。