ことばを食する

私的な読書覚え書き。お薦めできると思った本を取り上げます

心の豪遊はできる はず

 10月に入るとさすがに、朝晩は半袖で寒くなりました。ちょっと気分転換しようかと、このブログ記事のカテゴリー分けを一部整理。サイドバーに「日日雑記」「掌編」の2カテゴリーを新設して、これまでごった煮だった書評以外の投稿をまとめました。

 「日日雑記」は雑文。「掌編」の方はまだ3本しかありませんが、興に任せて書いたおとなの童話風小品で、1、2分あれば読める掌編小説です。これ、10本以上になったら挿絵を付けて電子ブックにしたいなあ、などと密かに夢想しています。

 10月になって進んだことと言えば、お絵かきの静物がいよいよキャンバスと油絵具の段階に入ったこと。構図に四苦八苦し、スケッチブックのエスキース(試し描き)を経て、何とかたどり着きました。いや、ここからがスタート地点なのですがw。

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 レースのテーブルクロス、家具屋さんなどを巡りましたがイメージに合うものがなかなか見つからず、最後はネットで買いました。写真のキャンバス今は、薄く色を乗せて大まかなイメージを出している段階です。

 これから絵具を数回から10回以上は薄く塗り重ねてリアルな色を出し、細部を描き込むつもりなので、完成は来年3月中を目標にしています。油絵具はある程度の透過性があるので、薄く塗ると下地の色が透けて重なり、その繰り返しで深みのある発色になります...と、偉そうに書きましたがどこかでそう読んだのです^^;。頑張るぞ!

 にしても、新しい細筆が最低数本は欲しいのですが、これが結構高いw。わたしは受給年齢に達して即、年金を申請しました。ところがほぼわたしをスルーして、かみさんの家計簿に入ります。それでも足りない、と愚痴られつつ...。

 なので画材代も本代も酒代(家飲みの発泡酒と焼酎)も、車のメンテ費用からコーヒー代に個人の医療保険の支払いまで、月平均7万円程度(たった!)のライター・編集者としての自分の稼ぎでまかなうしかありません。たまには友人たちと飲みにも出たいし。

 現実を見つめ、絵のモチーフを見つめ、せめて<心の豪遊>を目指そう。あー、なんかしばらくは本読んでる余裕ないかも。老いてまだ稼がねばならないとは、せつなし。