庭のキンモクセイが香り、思わず深く息を吸ってしまいます。ソメイヨシノは紅葉から落葉へ。萩は花期が終わり、名残の花びらが日差しを浴びています。
わたし、もしかすると読書以上に手間暇かけているかもしれない草木の世話。今日は風も心地よいので、拙宅にご招待しましょう。
まずはアプローチからお入りください。コキアがすっかり色づきました。
菊は咲き始めたところで、11月中旬まで目を楽しませてくれます。玄関へ曲がらず、そのまま芝生へお進みください。深まる秋の空。
芝生もこれから冬枯れに向かいます。気温が下がって成長が止まっているので、この時期は芝刈りの重労働から解放されるのがありがたい。
拙宅のシンボルツリーは奥にあるソメイヨシノ。落葉が始まっています。
奥のベンチは、暖かい日に<ぼー>っとする大切な場所。風雨で板が朽ちるので、10年くらい使うとホームセンターに行って買い換えます。
視線を変えると、一角の萩はほぼ花が終わり、冬にはすっかり枯れます。根から新しい芽が出てくるのは来春。
一方、いまが盛りなのはキンモクセイ。ツルバラも12月頃まで咲きます。
「思案の小径」(と、勝手に名付けたw)にも、落葉が散って。
昨年まで、庭は隅から隅まで愛犬・くーのくつろぎの場でした。季節ごと、時間帯によってお気に入りの場所が違っていました。
今年はいないので、さみしい秋です。