ことばを食する

私的な読書覚え書き。お薦めできると思った本を取り上げます

絵=メイキング 本=カミング・スーン

 この10日ほど、司馬遼太郎さんの「国盗り物語」をこつこつ読み進んでいるのですが、なにせ文庫で全4冊の長編で、なかなか読了できません。仕事というか、細々とした在宅ワークがちょっと山場に差し掛かっているせいもあります。

 近日中には読み終わりそうなので、その時はまた書きたいと思います。「さすが...」という大作です。

 今日は絵の方のメイキング報告など。え?、絵を描いてる時間はあるの?。と問われれば、う〜、実は読書より油彩の方に時間を費やしているかも。どうりで仕事も読書も進まない訳だと、自分で納得。そして、絵の方もこれまた遅々として進みません。

 F6のキャンバスに筆を入れて、ほぼ1カ月でようやくここまで。

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 描きこみつつあるのはレースのテーブルセンターとブドウ(巨峰)など下の方で、その他はまだ簡単に下地を塗ったままです。巨峰にしても、現状は黒しか使っていないモノクロ状態で、暗い紫の色をのせて質感を出すのは(出すべく挑戦するのは)ずっと先になりそう。その前に...

 こつこつ急がず、これから順次パン、イチジク、グラスに取り掛かります。並行して背景(の光の具合)をどうするかも思案を続けているところ。

 ちなみにメイキング報告なので、描き始めのころの絵を再録。

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 モデルは下の写真ですが、当然のことながら食べ物に関してはとっくの昔にわたしの胃袋で消化され、この世に存在しませんw。

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 1カ月先か2カ月先か、描き進んだらまた「メイキング報告その2」を投稿する予定です。

 さて「国盗り物語」に話を戻せば、全4巻を400メートルリレーに例えると、いま第4走者が最後の直線に入っています。読み終えてしまうことが、ちょっと惜しい気持ちかな。