ことばを食する

くーの、極めて私的な読書覚え書き。誰かにお薦めできると思った本を取り上げます

くーのこと 〜雑文

 くーは、16歳2カ月のオスのラブラドール・レトリバーです。もちろんわたしではなく、うちの『くー』。人間でいえば、とうに100歳を超えています。大型犬は小型犬に比べて短命なので、6頭いた兄妹犬で、今も生きているのはくーだけになりました。

 そして今年の夏も、いや、もう9月なのに、暑い!。くーにとっては試練の時期。童謡「ゆきやこんこ、あられや〜」にもありますが、ネコと違って犬は、寒さに強いけれど暑さに弱いのです。

 でも、暑いと言ってもさすがに9月だし、なんとか乗り切ってくれたかなあ。正直なところ、ほっとしています。まだ油断できないけれど。

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 最近は大型犬も室内で飼う家が多いと思います。しかしくーは幼犬のころから外の犬小屋を寝室に、庭をリビング(?)にして生きてきました。老いてからは、猛暑の夏の昼は冷房の効いた室内に入れようと思うのですが、本人が(いや本犬が)嫌がって抵抗するのです。無理に入れると、とにかく外に出たがっていつまでも落ち着きません。

 「家の中の方がよほど涼しいだろ!」と、いくら言い聞かせてもだめ。こんな融通のきかなさというか、不器用で一途な性格が、くーなのです。とにかく、なれない環境に融和できない。無理させると、限りなく体力を消耗して、しまいには過呼吸状態。あー、外よりこんなに涼しいのに!

 かくして頑固なじじい犬は今年の夏も、庭の日陰でダウンし、ひたすら暑さをやり過ごしていました。熱中症になるなよ、生き延びてくれよ、とわたしはただ祈るばかり。最終ラウンドまで戦い抜いて横たわるボクサーみたいな、くーの周囲にせっせと打ち水したりして。

 早く、本当の秋になってほしい。