今週は樹木希林さんの「一切なりゆき」がトップに返り咲き、9位の「この世を生き切る醍醐味」と2冊がベスト10入りです。特に「一切なりゆき」は年間ベストセラーに向けて突っ走っていますね。本のタイトルも上手く付けてあります。「この世を生き切る醍醐味」と言われると、がんをさらりと明かして笑っていた、樹木さんのテレビ映像を思い出します。下世話な話ですが、複数の本がこれだけ長く売れると印税もかなりだろうなあ。
4位に「世界一美味しい手抜きごはん」。表紙に美味しそうな豚の角煮丼があって、なかなかそそられます。
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週間ベストセラー<総合>2019年9月25日調べ TOHAN (価格は税抜き)
1位 「一切なりゆき 樹木希林のことば」 樹木希林 文藝春秋 800円
2位「おしりたんてい ラッキーキャットは だれの て に!」 トロル 作・絵 ポプラ社 980円
3位「世界広布の大道 小説『新・人間革命』に学ぶ (1)」 聖教新聞社報道局 編 聖教新聞社 278円
4位「世界一美味しい手抜きごはん 最速! やる気のい らない100レシピ」 はらぺこグリズリー KADOKAWA 1,300円
5位「こども六法」 山崎聡一郎/ 伊藤ハムスター イラス ト 弘文堂 1,200円
6位「落日」湊かなえ 角川春樹事務所 1,600円
7位「大家さんと僕 これから」 矢部太郎 新潮社 1,100円
8位「天気の子」 新海誠 作 ちーこ 絵 KADOKAWA 740円
9位「この世を生き切る醍醐味」 樹木希林 朝日新聞出版 810円
10位「70歳のたしなみ」 坂東眞理子 小学館 1,100円
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「世界一美味しい手抜きごはん」の著者、はらぺこグリズリーさんは「手抜き料理研究家」。デビュー作の「世界一美味しい煮卵の作り方」で第4回料理レシピ本大賞を受賞しています。立ち読みすると見開きページに1品。左ページが美味そうな完成写真、右ページは図入りの本当に簡単なレシピ、という構成です。
出版社コメントは以下の通りです。
美味しいのは煮卵だけじゃない!!疲れていてもこれならできちゃう!すごいかんたん、なのに美味しい料理が100個入った、忙しい私たちのためのご褒美レシピです。『世界一美味しい煮卵の作り方』が30万部突破のベストセラーとなった、はらぺこグリズリーさんの待望の第2作目。めんどうなことはしたくない、でも美味しいものが食べたいこの願望を叶えます。
商品内容
最高すぎる人気ごはん10
最速のおつまみ
魅惑の麺類
究極のおかず
完璧なごはん
気軽な一品料理
至高のカレー
ご褒美スイーツ
昔「料理の鉄人」という人気テレビ番組があり、レシピ本がシリーズで出ました。鉄人をまねてレシピ本片手に料理に熱中したことを思い出します。わたし、料理はちびちび飲みながらやるので、出来上がるころにはだいたい酔っ払ってしまったのを思い出しました。この本の場合は、ビール1本飲む前に出来上がりそうなので大丈夫かな^^;。
5位の「こども六法」は、いじめや虐待に悩む子どもに向けた本です。