ことばを食する

本たちとの、出会い、すれ違い、言葉との恋愛。つれづれなるまま記していきます

トップに「希望の糸」、3冊が新たにランクイン 〜2019.7.17 週間ランキング

 先週4位に登場した「希望の糸」がトップに躍り出ました。売り文句の一部を拝借すれば、「令和」初の東野圭吾さんの新作書き下ろしミステリーです。東野さんは息の長いベストセラー作家ですね。一時期、東野さんはけっこう読んだのですが、安定した力量を認めながら一方で新鮮味を感じなくなり、実は最近ご無沙汰気味です。

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 e-honのレビューを紹介します。

書店レビュー総合おすすめ度: 全1件

  • 希望の糸

    早期解決と思われた殺害事件の裏には、まったく予想し得なかった真相が待っていた。すでに10作を数える加賀シリーズのスピンオフ的作品。若い松宮刑事が主人公。もちろん加賀恭一郎がシブく存在感をちらつかせる。時の流れの中で切れかかりつつも絡み合う糸が、少しずつほどけていく実感がたまらない。濃縮された読みごたえありの逸品に、これぞまさに東野作品と賞賛の声もあがるだろう。
    近い将来、映像化間違いなしのこの作品。今のうちに読んでしまってください。

    (2019年7月14日)

 さて、今週のベスト10は

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週間ベストセラー<総合>2019年7月17日調べ TOHAN (価格は税抜き)

1位 「希望の糸」 東野圭吾 講談社 1,700円

2位 「おもしろい!進化のふしぎ もっとざんねんないきもの事典」 今泉忠明監修 高橋書店 980円

3位 「ノーサイド・ゲーム」 池井戸潤  ダイヤモンド社 1,600

4位 「一切なりゆき 樹木希林のことば」 樹木希林 文藝春秋 800円

5位 「かいけつゾロリ うちゅう大さくせん」 原ゆたか さく・え ポプラ社 900円

6位 「おしりたんてい かいとうと ねらわれた はなよめ」 トロル 作・絵 ポプラ社 980円

7位 「クジラアタマの王様」伊坂幸太郎 NHK出版 1,500円

8位 「どっちが強い!? カラスvsコウモリ 危険な 鳥獣エアバトル」 柴田佳秀 監修 スライウム ストーリー ブラックインクチーム ま んが KADOKAWA 960円

9位 「心」 稲盛和夫 サンマーク出版 1,700円

10位 「蜘蛛ですが、なにか?(11)」馬場翁 KADOKAWA 1,200円

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 7、8、10位が新しいランクインです。7位「クジラアタマの王様」は伊坂幸太郎さんの書き下ろし長編。伊坂さんもしっかり読ませ方を知っている作家さん。東野さん、池井戸さん、伊坂さんと、ベテランや実力者3人が存在感を示しています。

「どっちが強い!? カラスvsコウモリ 危険な 鳥獣エアバトル」は科学まんがだとか。シリーズものの18巻目のようです。「蜘蛛ですが、なにか?(11)」は、いわゆるライトノベル。これも人気シリーズのようですね。

 たまたま今日は芥川賞、直木賞の発表がありました。

 「芥川賞」は今村夏子さん(39)の『むらさきのスカートの女』、直木賞は大島真寿美さん(56)の『渦 妹背山婦女庭訓(いもせ やまおんなていきん) 魂結(たまむす)び』が受賞しました。

 これを受けて夜のNHKでやっていたのが、なぜ女性作家の活躍がこんなに目立つのか?。まあ、それらしい理由をいろいろやっていましたが.....。さて