樹木希林さん、おしりたんていシリーズの2強は、今週も強いですね。特に樹木希林さんの「一切なりゆき」は、年間ベストセラーでも上位確定という感じです。
注目されるのが一気に3位にランクインした「俺、つしま(2)」。ネコを主人公にしたほのぼの系?コミックです。第二弾ですが、この手の本はまだまだ売れそうだから、来週以降のどうなるか楽しみです。新しいベスト10入りは、この1冊だけです。
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週間ベストセラー<総合> 2019年6月4日調べ TOHAN
1位 「一切なりゆき 樹木希林のことば」 樹木希林 文藝春秋 本体 800円
2 位 「おしりたんてい かいとうと ねらわれた はな よめ」 トロル 作・絵 ポプラ社 本体 980円
3位 「俺、つしま(2)」 おぷうのきょうだい 作 小学館 本体1,000円
4位 「そして、バトンは渡された」 瀬尾まいこ 文藝春秋 本体 1,600円
5位 「樹木希林 120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせ てよ」 樹木希林 宝島社 本体1,200円
6位 「おしりたんてい カレーなる じけん 」 トロル 作・絵 ポプラ社 本体 980円
7位 「実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた」 橋下徹 PHP研究所 本体900円
8位 「妻のトリセツ」 黒川伊保子編著 講談社 本体800円
9位 「公式ガイド&レシピ きのう何食べた? シロさん の簡単レシピ」 講談社 編 講談社 本体1,400円
10位 「百花」 川村元気 文藝春秋 本体1,500円
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「俺、つしま(2)」は、15万部を突破した前作に続く2巻目です。主人公のキジトラ「つしま」と個性豊かなネコたちの世界や、おじいちゃん(と呼ばれるが実は中年女性)たち人間との日常を描いています。ネコの表情描写など、ネコ好きにはたまらない1冊なのでしょうね。ちなみに私はイヌ派ですが^^;。
9位の「公式ガイド&レシピ きのう何食べた? シロさん の簡単レシピ」は、講談社の「モーニング」に連載された人気漫画「きのう何食べた?」がテレビドラマ化され、そこに登場する料理レシピをまとめた1冊です。
紹介文を引用すると「どこの家庭にもあるような調味料や食材を使って、時間をかけず手軽に食卓を充実させてくれるレシピが満載。恋人が、そして家族が、笑顔で食べてくれる姿を想像しながら腕を振るいたい。」とのことです。
4位の「そして、バトンは渡された」は先日、読後感を投稿しましたので、よろしければご一読を。ベスト10には届いていませんが、文芸書では「女の偏差値」林真理子さん、「平場の月」朝倉かすみさんの2冊がそれぞれ16、17位に上がってきました。