ことばを食する

私的な読書覚え書き。お薦めできると思った本を取り上げます

2020-10-30から1日間の記事一覧

100歳を超えて、なお詠み続け 〜「歌集 銀の糸道」宮﨑浪子

思ひ出のひとつひとつが年ごとに光増しゆく齢となりぬ この短歌を詠んだとき、作者100歳。 雪のせてピンクに笑まへる梅一輪 この俳句は103歳の詠。 作者の宮﨑浪子さんは今年、2020年10月で104歳を迎えました。誕生日に合わせて刊行されたのが「歌集 銀の糸…